教習について

あなたが運転できない理由

こんにちは。3RD-STAGE(サードステージ)代表インストラクターの里井です。

このページをご覧になっている方は、自分の運転に自信がもてない方が多いと思います。その原因を考えたことがあるでしょうか?

免許を取得したにもかかわらず運転に自信がもてないのは、ハンドル操作と同時にやらなければならない危険予測、どこを見て、何を予想し、どう行動していけばよいか。その判断方法を教わっていないからです。

危険予測は安全運転をする上で欠かせないものであるにもかかわらず、免許取得後に自分で身につけなければならないのが現状です。

しかし、これは教習所のせいではないのです。インストラクターは、ある道路状況を見て、どのような危険を予想し、どう行動していくべきかを無意識に処理してしまうので、その思考過程を教えていないことに気づけないのです。

その証拠に、教習所で伝えられるのは、

「もうちょっと右。」
「行けそうだったら行って。」
「今のは止まっておいた方がよかったね。」
「もっとスピードを落として。」

という結果だけです。これらは全て、インストラクターが道路状況に応じて判断した結果です。

皆さんは、その判断した結果だけを伝えられ、どのような思考過程を経てそのような判断に至ったのか。何を見てどう考えれば、自分でそのような判断ができるようになるのか、その考え方を教わっていないのです。

このような状況ですから、あなたは危険予測ができないまま免許を取得し、いざ一人で運転しようとすると適切な状況判断ができず、ハンドルが握れなくなってしまうのです。

だから、あなたがもし運転をできるようになりたいと思っているのであれば、この危険予測能力、どこを見て何を予想し、どう行動していけばよいか、その判断力を鍛えてください。